節税の種類

節税には、いくつか種類があります。
お金が掛る節税とお金がいらない節税と分けることもできますが、今日はすこし違った視点からご説明したいと思います。
① 繰延型の節税
② 永久型の節税
③ 免除型の節税
④ 投資型の節税
詳しい中身は、かなり長くなるので、簡潔に特徴を紹介します。
① 繰延型
税金の支払いを先送りする方法。長期的に見れば税額が変わらない場合があります。
(例) 特別償却など…
② 永久型
資産を売却した時に税金が掛る。売却しなければ永久的な節税となります。
(例) 有価証券の評価損
③ 免除型
永久的に免除されるので、一番先に取り組むべきもの
(例) 税控除の適用、役員報酬の適正化など…
④ 投資型
設備投資などにより利益を圧縮するもの
(例) 保険の加入や社宅の購入など…
以上のようなものになります。
当然ながら、お金のかからない免除型は絶対に取り組むべきです。
その他の方法は、個々の会社の状況によって慎重に判断する必要がありますので税理士に相談して十分検討するようにして下さい。