抜き打ちの税務調査

こんばんは。税理士の大倉です。
税務調査のお話をしたいと思います。
税務調査は受けたことがある方はわかると思いますが、
通常会社か顧問税理士に連絡が入り、日時と場所を調整します。
しかし、抜打で調査が入る場合もあるのです。
大体6%ぐらいは抜打だと言われています。
抜打調査が来たら、「帰れ~」と塩を巻たくなるでしょうが、落ち着いて対処しましょう。
任意調査の場合は、不意打ちの調査に応じる義務はありません。
正当な理由があれば拒否することができるのです。
例えば、
・調査官が身分証明を定時しない時
・調査によって営業活動が停滞してしまう時
・私生活の平穏が著しく害される時
つまり、
抜打ちで調査が入っても慌てる事はありません。
要件を聞いて、任意調査と言ったら、
「今日は仕事で忙しいのでお昼頃会社の方に電話を下さい。
それから改めて日程を調整させてください。」
と言い帰って頂けば良いのです。
税理士が立ち会わずに調査を受けるのは危険です。
不意に調査が来たからといって言いなりにならず、主張する事はしっかりと主張をして下さいね。